過労死を防ぐためには「動脈硬化」の検査を一度は受けたい…1カ月45時間超の残業で発症率アップ

公開日: 更新日:

 動脈硬化の場所と程度を把握するためには、画像診断検査が必要になる。そのひとつが「頚動脈エコー検査」だ。

「首を通る頚動脈に超音波を当て、超音波が反射した波の画像から動脈硬化の程度を調べる検査です。頚動脈壁(内膜・中膜など)の構造や血流の状態がわかります。動脈硬化プラークの状態や血管の詰まり具合、血栓の有無も観察できます。頚動脈硬化の程度は脳動脈だけでなく全身の動脈硬化の指標になります」

 ほかに「全身のCT検査」も有効だという。

「これで、大動脈や末梢動脈、冠動脈の石灰化が分かります。胸部大動脈の石灰化が強かったり、冠動脈や頚動脈に石灰化があれば、虚血性心疾患や脳卒中のリスクが高いといえます。次の段階では、心臓超音波検査、心筋血流シンチグラフィーや運動負荷心電図検査といった冠動脈血流や心機能の評価を行う検査が行われます。また、直接的に冠動脈病変を調べるには、冠動脈造影CT検査が役立ちます。静脈から造影剤を注射投与し、心電図と同期させながらCT撮影を行う画像検査で、冠動脈の狭窄部位や狭窄度がかなり正確にわかります。ただ、造影剤を使用する検査なので、薬剤アレルギーがあったり、腎機能が低下している患者さんにはリスクがあります。脳内の血管は造影なしのMRAで安全に調べられます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ