著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

「数年に一度、高熱と激しい頭痛が」と話す女性に強く勧めたこと

公開日: 更新日:

 10年ほど前に一度、MRI検査をしたということですが、脳の状態は日々変わるもの。脳に同じ瞬間はなし、なんです。まして検査後も激しい頭痛を繰り返しているならなおさら。放置は危険です。

 今の時点ではなんともいえませんが、彼女の症状は、案外高熱によって引き起こされる頭痛ではないかと思っています。脳は熱に極端に弱いので、高熱で脳の興奮性が増悪し、激しい頭痛が引き起こされている可能性はある。

 聞けば、この記者さんは幼い頃からしょっちゅう高熱を出すタイプだったそう。近いうちに当クリニックを受診してもらい、MRIを撮ってもらうことにしています。

 ひょっとすると同じような症状でお悩みの人もいらっしゃるかもしれません。記者さんを診察した後、病名が出るようであればまた追記としてここでお知らせしたいと思います。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった