著者のコラム一覧
稲垣元鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸師、修士(鍼灸学)、日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、全日本鍼灸学会会員。

鍼灸で生活習慣病の対策はできるのか…慢性炎症を抑制する?

公開日: 更新日:

「再検査です。医療機関を受診してください」

 定期健診結果にこんな一文を見つけ、気を重くするミドルエージの方は少なくないでしょう。

 かつて成人病といわれていた動脈硬化糖尿病が生活習慣病と呼ばれるようになって約30年になります。

 30年間で研究が進み、生活習慣病の基盤となる病態が徐々に解明されてきました。明らかになってきたのは、慢性炎症が関係している生活習慣病が少なくないこと。

 ケガをするとキズが赤く腫れて熱をもって痛む--。古代ローマ時代の医者、ケルスス(BC30~AD39)は、炎症についてこのように書き残しました。

 炎症には2種類あり、ケガが治ると同時に消えていくものを「急性炎症」、症状は弱いが長年にわたり継続するものを「慢性炎症」と呼んでいます。

 この炎症が小さいながらも起こると、体を防御するマクロファージやリンパ球という細胞が体内で増え、活発に働き始めます。実際に慢性炎症の患者さんを検査すると、体内でこれらの細胞が常に盛んに働いていることが分かります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒