著者のコラム一覧
佐々木常雄東京都立駒込病院名誉院長

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

「がんだったとしても何もしない」…妻にそう宣言した知人から電話があった

公開日: 更新日:

 小さな庭の、細い金網で囲った垣根に、アケビの伸びた枝、葉が絡まって、実が50個ほどなっています。アケビの実は割れ目ができて、皮は青、一部は茶色で、きれいな紫色もあります。実の中は白いゼリー状で、小さな種が無数にあります。このゼリーを口に含むと甘く、種をペッと吐き出します。妻は、この皮を小さく切って、ひき肉とナス、キノコ、味噌などと一緒に油で炒めてくれます。これが、独特の苦みがあっておいしいのです。酒の肴にはもってこいです。

 玄関先にカリンの木が電柱に負けじと大きくなりました。昨年は、2、3個だった実が、今年は30個以上もあります。一つ一つ、リンゴほどの大きな果実は、いつ見ても不思議だと思います。リンゴ、柿、ミカンなどが枝にぶら下がるのとは違って、果実の尻が上を向いているのです。地球の重力に反しているようにも思えてしまいます。実がたくさんできても、そのまま食べられるわけでもないのが残念です。昨年、焼酎でカリン酒をつくりましたが、ほとんど残っています。

 そんなカリンを眺めていたら、親しい知人のAさん(75歳・男性)から電話がかかってきました。お話の概略は次のような感じでした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”