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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【リンゴ】「気」を速やかに補い体力をアップして秋バテを解消

公開日: 更新日:

 今年の秋は、11月を迎えてもまだ日中の暑さが残っています。なんだか体がだるい、疲れがなかなかとれない……といった症状が続いている人は、「秋バテ」かもしれません。

 秋バテとは、夏から秋への季節の変化に伴って起きる不調の総称です。夏の猛暑による疲労に加え、クーラーがきいた部屋で長時間過ごす、冷たい食べ物や飲み物を多く摂取することで、体は冷えてしまいがち。そのうえ、室内と屋外の温度差によって自律神経が乱れて体力が低下します。それがそのまま秋まで続き、回復しない状態が秋バテです。いわば夏に体力を消耗したことによる“ツケ”が現れているのです。

 また、秋は一日の寒暖差が大きな季節です。それでなくても自律神経の調節で体に負担がかかっているところに、夏のダメージを引きずっていると、一気にバテてしまいます。症状としては、体がだるく疲れやすい、やる気が出ない、朝なかなか起きられない、食欲がない、胃の調子がすぐれないといった不調がみられます。

 基礎体力が低下しているシニアはとくに要注意。加齢によって体温調節機能が衰えていることで追い打ちをかけるように秋バテしやすいのです。そのうち治ると思っていても、回復力が低いシニアにとってはむしろ「夏バテ」より厄介。秋バテによって免疫力が低下、風邪感染症にかかるリスクも高まります。

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