著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

コロナワクチン実用化までに投資された米国の公的資金はいくら?

公開日: 更新日:

 1985年1月から2022年3月までの投資額を調査した結果、mRNAワクチンの実用化に至るまでに投じられた資金額は319億ドル(約4兆3400億円)でした。このうち、新型コロナウイルスのパンデミック前に投資された資金額は3億3700万ドルだった一方で、パンデミック後には、ワクチンの購入に292億ドルを、臨床試験の財政支援に22億ドルを、他の基礎的研究などの支援に1億800万ドルを費やしていました。

 論文著者らは「319億ドルの財政支援は数百万人の命を救うことにつながり、他の疾病の予防にも対応できる可能性を秘めたワクチン開発技術に必要不可欠だった」と結論しています。

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