声のかすれが長く続く…声の専門クリニックを受診してみた

公開日: 更新日:

 THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの元メンバーで、近年はThe Birthdayとして活動していたチバユウスケさんが、食道がんで亡くなった。55歳だった。食道がんを調べると、「声がかすれて違和感を覚え、発見につながるケースも」とある。記者はこの数カ月、声がかすれているのが気になっていた。心配になって耳鼻咽喉科の音声外来を受診したら──。

 ◇  ◇  ◇

 受けた検査は、まず発声機能検査、音響分析。①マイクの前で普通の音量で声出し②鼻をクリップでつまんで筒状のものをくわえて息が漏れないようにし、普通の声→高い声→低い声と声を出し、最後は声をできる限り長く出す。

 そのあとは部屋を移り、ファイバースコープ(カメラ)を鼻から喉に通す「経鼻喉頭内視鏡」と、発声中の声帯振動をスローモーションで観察する「喉頭ストロボスコピー検査」を実施。すぐに出た検査結果は、「異常なし」。連日お酒を飲むので「酒やけですか?」と聞いたところ、「アルコールだけで声がかれることはない。よく言われる『酒やけ』は、酔っぱらって大声になったり、しゃべり続けることで声がかれてしまっている」とのことだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった