著者のコラム一覧
大島貞昭鍼灸師、柔道整復師

日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員、日本医学柔整鍼灸専門学校、狭山ケ丘高校サッカー部コーチ兼トレーナー、日本サッカー協会B級ライセンス、日本サッカー協会審判員、R―Conditioning Coach、日本スポーツ障害予防協会インストラクター、NITTスポーツコンディショニングセンタートレーナー、鍼灸師、柔道整復師、日本鍼灸師会、埼玉県鍼灸師会所属。

「座骨神経痛」に効くツボはあるのか? 代表的なものは3つ

公開日: 更新日:

 一生涯を通じて約8割の方が経験するといわれている腰痛。街の鍼灸院、整骨院の患者さんの約半数は腰痛を訴えているとさえ言われています。

 そんな腰痛の中で、腰からお尻、脚の裏側を下り、足先までの範囲で痛みやしびれを感じた場合、座骨神経痛の可能性があると考えられます。

 この座骨神経痛っていう呼び名をよく耳にしませんか。実はこれは病名ではなく、座骨神経に現れる症状の総称なのです。

 その原因となる病気も、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群などさまざまあり、中でも腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症は座骨神経痛の代表的な病気です。

 その共通する症状は病気により違いがありますが、だいたいお尻から脚の後面、または外側に痛みやしびれが生じ、中には冷感や灼熱感などがある場合もあります。

 また脚の一部のみに症状が集中することもあれば、脚全体や両脚の場合もあります。

 特に腰部脊柱管狭窄症が原因の場合は、「間欠性跛行」といって、しばらく歩くと脚に痛みやしびれが生じ、休むと治まり、また歩き出すと再び痛みやしびれることが特徴です。そんな座骨神経痛には、はり治療が有効です。

 はり治療では筋肉の緊張の緩和や、血液の循環改善による修復促進効果を目的として、腰から脚にかけてのつぼに施術します。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々