正月明けに急増する! 脂肪肝が気になる人は「FIB-4 index」の利用を

公開日: 更新日:

 新年がスタートしたばかりだというのに体がだるくて元気が出ない。そんな人は、お正月の食べて飲んで寝る怠惰な生活で、肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」になっているのかもしれない。糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 脂肪肝は、ウイルス性肝炎以外の肝臓病の代表格。肝臓を構成する肝細胞には糖質を中性脂肪に変えて蓄える性質がある。

 運動などで適切に消費できればいいが、糖質や脂質の過剰摂取で中性脂肪がたまり過ぎると、脂肪肝になる。

「脂肪肝は肝細胞の5%以上に脂肪がたまっている状態を言います。脂肪肝が怖いのは、放っておくと肝臓が肝炎から肝臓の細胞が線維化してその機能を失う肝線維症となり、やがて肝硬変や肝がんといった命に関わる病気に進行してしまうことです」

 脂肪肝には過剰な飲酒が原因のアルコール性脂肪肝と、それ以外が原因の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手