著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【オートミール】腸内環境を整える食物線維が白米の30倍、玄米の3倍

公開日: 更新日:

 そんなオートミールに含まれる栄養素の中には、骨を強化するマグネシウム、エネルギー産生を促進するビタミンB1、腸の動きをサポートする食物繊維などが豊富に含まれています。

 特に食物繊維の量は量は白米の20倍、玄米の3倍ともいわれています。水溶性と不溶性の両方が含まれていますが、中でも水溶性食物繊維であるβグルカンはコレステロールの上昇を抑える働きがあることや、腸内環境を整えてくれることが報告されています。朝に摂ると体のリズムも整いやすいこともわかっていますよ!

 また、神経伝達に影響を与えるコリンという栄養素も含まれていて、脳内コリン濃度を高め、記憶力を向上させる効果が期待できます。さらには高血圧動脈硬化の予防に効果的である報告も。血糖値の急上昇を抑えてくれる働きもあるので、より血糖値が上がりやすい夕飯の主食をオートミールに変えるのもおすすめです! ぜひ、目的に合わせて召し上がってみてはいかがでしょうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  4. 4

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 5

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 7

    中川翔子「Switch2転売購入疑惑」を否定も火に油…過去の海賊版グッズ着用報道、ダブスタ癖もアダに

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る