著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

片頭痛は生活習慣の見直しでつらさをかなり軽減できる

公開日: 更新日:

総集編(前編)

 昨年の4月からスタートした本連載。2回に分けて総集編をお届けし、連載を終わりにしたいと思います。

 慢性的な頭痛には、緊張型頭痛、片頭痛、群発型頭痛があります。この中でも患者数が多く、みなさんが対処法に困っているのが片頭痛。私が強調したいのは、片頭痛は生活習慣の見直しでつらさをかなり軽減できるということです。

 片頭痛を抱えている人は、脳が過敏な状態に陥りやすい。そのため、人が気にならないようなささいな刺激をも敏感に感じ取ってしまい、危険信号としての頭痛を誘発するのです。

 日々の暮らしの中で特に気をつけていただきたいのが、「におい、光、音」。たとえば、香り成分が入っている洗剤や柔軟剤を過度に使っていませんか? 一般的には“いい香り”であっても、片頭痛持ちには、頭痛の誘発因子となり得るので、なるべく無香のものを選びましょう。

 人混みや満員電車の中は、人々の整髪剤や香水、衣類についた食べ物のにおいなどが入り交じり、まさに片頭痛を起こしやすい環境。適切にマスクで防御しましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意