著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

早寝をしていた子供は小学校の成績が優秀?睡眠時間は関係ない

公開日: 更新日:

 適切な睡眠時間と睡眠の質は、子供の健康状態や学習能力に影響を与えると考えられています。

 一方で、学習能力を最大限に高めるための理想的な睡眠習慣については、一貫した結論が得られていません。また、睡眠と学習能力の関連性について、子供を対象とした研究報告は限られていました。

 そんな中、幼児期の睡眠習慣と小学校1年生における学業成績の関連性を検討した研究論文が、自然科学に関する学術専門誌「サイエンティフィック・リポーツ」の電子版に、2023年11月27日付で掲載されました。

 この研究では、兵庫県尼崎市で出生した4395人の子供が対象となりました。自治体が保有している健康診断データから、3歳時点における睡眠習慣(就寝および起床時間など)が調査され、小学校1年生時点における学業成績や勤勉さ(熱心に取り組むかどうか)との関連性が検討されました。なお、学業成績は国語と算数のテストで評価(いずれも100点満点)されました。

 その結果、国語のテストの平均点は、3歳時点における就寝時間が18~20時で71.2点、21時で69.3点、22時で68.3点、23時以降で62.5点で、18~20時に就寝した子供と比べて、23時以降に就寝した子供では、6.3点低いことが分かりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網