更年期症状だと思っていたら「心房細動」だった…放置すると脳梗塞も

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 女性更年期はいろんな不調に襲われやすいが、放置すると重篤な脳梗塞につながりかねない場合がある。国際女性デー(3月8日)を前に、医師に話を聞いた。

 更年期は女性ホルモンが急激に減少するため不調が生じやすい。症状は多岐にわたり、例えばイライラ、ホットフラッシュ、指のこわばり、不眠、めまい、動悸・息切れ、疲労感、食欲低下、頻尿……。更年期症状というものがあることはよく知られているため、不調があっても「更年期だから仕方がない」と我慢してしまいがち。しかし、「更年期症状だと思っていたら別の病気だった」というケースがある。そのひとつが心房細動だ。杏林大学医学部付属病院循環器内科の副島京子教授が言う。

「心房細動の症状は、動悸・息切れ、疲労感、食欲低下、頻尿。更年期症状としてもよく見られるもので、心房細動か更年期症状かは症状だけでは見分けがつきません」

 心房細動は、心臓内の部屋(心房)が正常時の4~10倍細かく震える。脳梗塞の中でも重篤で死亡率が高い心原性脳梗塞の原因になる。

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