更年期症状だと思っていたら「心房細動」だった…放置すると脳梗塞も

公開日: 更新日:

 動悸・息切れ、疲労感、食欲低下、頻尿といった心房細動を疑う症状があれば病院を受診する。症状がないからといって、「自分は大丈夫」との思い込み厳禁なのも前述の通り。 

■スマートウオッチで早期発見

「ご自身で脈を測定し、脈の乱れなどを確認する。さらに今は、自宅で簡単に心電図をチェックできるツールが複数出ています」

 アップルウオッチをはじめとするスマートウオッチには脈拍を測定する機能がついている。またオムロンは、指や足を触れさせるだけで測定できる携帯型心電計を発売している。病院で測定できる心電図は、24時間ホルター心電図(24時間装置を身につけて測定する検査)にしても、その検査をしている時の心電図しかチェックできない。しかし心房細動は常時起こっているとは限らず、検査時は正常ということも。24時間どころか、毎日装着するスマートウオッチは、日々の心臓の動きをチェックできるので、心房細動早期発見の強い味方となる。

「動悸で受診されたある女性は検査しても引っかからず、24時間ホルターでも異常が見つかりませんでした。スマートウオッチの話をしたら、すぐに購入。それによって心房細動が判明し、診断がつきました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か