後悔しない歯科治療(4)大人にもメリットが大きい歯の矯正

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 そう語るアイムスデンタルクリニックの今枝誠二院長が、いま患者に行っているのが「マウスピース」を利用した矯正である。実際の矯正用のマウスピースは、特殊な樹脂製で透明なため、口を開いても目立たない。

「1日20時間以上はめておく必要があるものの、食事のときや歯磨きの際には、自分で簡単に脱着できます。ワイヤによる矯正と違い、食べかすが歯に残ることがなく、虫歯になりにくいというメリットがあります。マウスピース自体、とても滑らかなので、唇や舌が当たって痛みを感じるということもありません」(今枝院長)

 どのように矯正し、最終的にどういった歯並びにするのか、事前の治療計画に基づき、複数のマウスピースを製作する。そのマウスピースは少しずつ形が違っていて、交換するに従って、歯を矯正したい向きに徐々に変えていく。

「通常、2週間ごとにマウスピースを交換していきます。歯並びの状態によって、必要なマウスピースの枚数は変わってくるので、14枚であれば28週、25枚なら50週というように治療期間も変わってきます」(今枝院長)

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