やけどの正しい治し方(1)「ラップ療法」で本当にしっかり治せるのか?

公開日: 更新日:

 やけどの治療法として、「ラップ療法」というものが存在することをご存じだろうか。やけどした箇所を食品用のラップで覆うことで、早く、しかも傷痕を残さずに治すことができるというものだ。ただ、ネット上では賛否両論、さまざまな意見がある。いったい、何が正しいのだろうか。

 やけどの専門家で、医療従事者向けにさまざまな講演を行う「身原皮ふ科・形成外科クリニック」(広島市)の身原京美院長はこう言う。

「ラップ療法が良い悪いではなく、『それで治るものは一定数あるけれど、やけどの深度やリスクを判定できない方が勝手な判断でやってしまうと危険な側面もある』という言い方が妥当でしょうか」

 やけどは深度によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類され、それぞれ症状や治癒期間、傷痕が残るかどうかが異なる。最も浅い「Ⅰ度熱傷」は赤みが引いたら治り、傷痕は残らない。痛みを伴い、水ぶくれができたりするものは「Ⅱ度熱傷」だ。「Ⅲ度熱傷」はやけどが皮下組織にまで及んだ状態で、痛みの感覚はない。専門的な手術が必要になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ