コロナ後遺症…感染後の長引く症状すべてが後遺症とは限らない 岡山大が画期的な研究成果

公開日: 更新日:

 コロナ後遺症で一番多い症状は倦怠感だという。また、取り除くのが難しいのも、倦怠感だそうだ。そもそも、倦怠感の原因と考えられる疾患も数十個あるという。

 ──新型コロナ感染が、他の病気を引き起こした可能性もありますか。

「コロナ後遺症の起こるメカニズムは完全には解明されていませんが、免疫応答の異常がそのひとつと考えられています。コロナ感染をきっかけに、リウマチ性疾患のような自己免疫の病気が起こった可能性はあると思います」

 ──新型コロナに感染したのをきっかけに、隠れていた病気が悪化し、結果的に表面化した可能性はどうですか。

「コロナ感染によって、炎症が起きたり、炎症に対する免疫反応が起きる、あるいはストレスが生じたりすることで、コロナ感染前から存在していた体質や病気が表面化した可能性はあると考えています」

 後遺症患者の60%が、30~50歳の若い世代だという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状