小児性愛症は治療が必要(3)0歳の娘との“行為”の動画投稿を繰り返し…

公開日: 更新日:

 今月、乳児施設で、入所する2歳以下の乳児に対し体を触ったり性的暴行を加え、その様子を撮影したとして、強制わいせつと強制性交等、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、元施設職員の男(26)が埼玉県警に逮捕された。こうした乳児に対する性暴力は入所施設だけで起こる事件ではない。今回は、0歳の実子に対する強制わいせつで逮捕に至ったケースを紹介する。

 金融系企業に勤める40代後半の男性B氏は、昇進に伴うプレッシャーと多忙でうつ病を発症し、退職して自宅療養をしながら過ごしていた。その頃、母親に膵臓がんが見つかり、治療の甲斐なく3カ月で亡くなった。自暴自棄になったB氏は、ストレスを発散させようとエスカレーターで女子高生の盗撮を繰り返すようになり、ある日、路上で見かけた女性に欲情し抱きついて転倒させ逮捕された。

 執行猶予判決を受けてからは自宅で過ごす日々が続き、たまたまアクセスした裏サイトに「自分のぬいぐるみと一緒に陰茎の写真を撮る」といったコミュニティーを発見。幼い頃からキャラクターものが好きだったB氏は、好奇心でぬいぐるみと自分の陰茎を写した写真を投稿し、ひそかな趣味になりつつあった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも