CGM体験記「1型糖尿病でも合併症の不安が解消され豊かな人生が送れる」

公開日: 更新日:

鈴木一郎さん(60代/自営業/仮名、茨城県在住)

 糖尿病を発症したのは結婚したばかりの26歳の頃。突然、頭がボーッとして倒れ、救急車で病院に運ばれました。医師に「糖尿病です」と告げられたときは心底驚きました。174センチの私の当時の体重は50キロ台。太っていた時でも68キロで、ベストは65キロでした。糖尿病のイメージである肥満体質ではありませんし、糖尿病の家族もいません。

 しかも、医師が言うには2型ではなく、1型だというから二度ビックリです。医師からは「1型の原因はウイルスなどですが、あなたの場合は原因不明です。しかし、間違いなく1型糖尿病です」との診断でした。

 すぐに1日1回インスリンを注射する生活が始まりました。と同時に自己血糖測定器を使って一日何度となく自己血糖値を調べるようになったのです。

 最初は1日7~8回は測っていたと思います。しかし、忙しさにかまけて1日朝と晩の2回に減っていきました。

 当時は2回の血糖値が正常範囲に収まっていることを気にするだけで、あとは“たぶん大丈夫だろう”と想像して自分を納得させていました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?