著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

高齢者の本人確認書類は限られている…マイナンバーカードは作るべき?

公開日: 更新日:

 最後のマイナンバーカードは、事実上義務化されている。しかしながら昨年6月時点の総務省データによると、所持率は75~79歳で約86%、80歳以上は約66%と、かなりバラツキがある。銀行口座との紐付けに対する不信感が背景にあると思われる。それでも高齢者の本人確認書類としての利用頻度はかなり高い。

 一方、その申請方法は高齢者にとって難解な点が多く、できる限り子供たちが協力し申請を行いたい。

 お勧めの方法はマイナンバーカード総合サイトからのオンライン申請だ。ケガや病気で本人が申請できなくても家族による代理申請が可能なので、写真さえ規定のサイズで撮れば、事は進めやすい。

 筆者は母が施設入所中にその手続きをしているが、施設の許可を取り、壁をバックに写真を撮影。オンライン申請した。

 また、受け取りも本人が行くことができないため、施設に「個人番号カード顔写真証明書」を発行してもらい、代理で受け取っている。この書類は地元の役所にあるはずなので、必要な方は電話で確認を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」