「腰痛を悪化させるのは」と聞かれたときに必ず答えること

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「10年ほど前、腰痛としびれが出始めたんですが、そのときしばらくしたら治ったんです。それが、その後、数年置きに腰痛を繰り返すようになってしまって」

 73歳の女性の訴えです。彼女の場合、当院を受診したきっかけは、ある暑い夏の日、下肢がしびれたことでした。クーラーで冷えた自宅にずっといたところ、お尻から太もも、さらに脚全体と足の裏がしびれるような感覚に襲われたそうです。自宅近くの整形外科での診断は脊柱管狭窄症とすべり症だったとのこと。

 よく患者さんから、「腰痛になったり、すでに発病している人の状態を悪化させる日常生活はなんですか?」と質問されます。必ず答えるのが「腰を冷やすこと」。血流が滞ると痛みや疲労に関する物質が蓄積されやすくなります。腰を冷やさないためにもよく体を動かして欲しいのですが、そうすることで、天然のコルセットである筋肉の維持にもつながります。

 同じ椎間板に患部をお持ちの2人の方がいたとします。日ごろから歩いたりストレッチを行っている人は、そうじゃない人よりも、その症状の出現が軽くなるといった場合が少なからずあります。

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