椎間板ヘルニアで手術を勧められた…やるならセルゲル法で

公開日: 更新日:

「2週間前に転倒し、尾てい骨にひびが入っていると診断されました」

 こう言って広島から遠路はるばる当院を受診されたのは、56歳の男性。バスの運転手をされている方です。

「第1腰椎も圧迫骨折。今は歩くときは問題ないんですが、しゃがんで立つときと中腰姿勢での作業時、腰からお尻、そして右足の後ろにかけて鈍い痛みとだるさがあります」

 現在は日常的にコルセットを装着しながら休業中とのこと。中学生のときにはすでに椎間板ヘルニアを患い、過去には整形外科への通院歴が数回あり、牽引治療も経験があるとのことでした。

 この男性の場合、腰に問題を抱えて長いからか、リハビリの重要性をしっかり認識しており、理学療法士の指導のもと、ストレッチによる筋肉トレーニングをすでに受けておられました。私たちが行うセルゲル治療についても事前に調べ、十分に理解している様子。

「今はこうしてコルセットを着けて休業していますが、この間、通院する病院で診てもらったら、前より椎間板ヘルニアがかなり飛び出ていて、手術を勧められたんです。でも私は、手術をするのであればセルゲル法を、と思っています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも