整形外科医が教える体メンテナンス(3)ロコモの予兆を見逃さない4つのサイン

公開日: 更新日:

 日本の高齢化率は29.1%と、この30年でほぼ倍増しました(内閣府「高齢社会白書」)。それとともに要介護者の数も増え、700万人を超えています。

 一方、介護の担い手不足は年々深刻になっており、2年後の2026年には約25万人も不足するといわれています。将来、安心して介護を受けられる保証はどこにもないのです。

 介護不安が高まっている中、要介護にならず、できるだけ長く自立した生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか。

「要介護になる理由の半数はロコモが原因です。要介護を予防するには、ロコモ対策が不可欠です」

 こう話すのは、整形外科専門医の加藤敦史氏(千葉白井病院整形外科・人工関節センター長)です。

 ロコモはロコモティブシンドロームの略で、運動器症候群ともいわれています。骨や関節、筋力が衰えたり、骨や関節を痛めたりして立ったり歩いたりすることが難しくなる状態をいいます。進行すると要介護リスクが高くなるといわれています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁