梅毒の新規感染報告件数…7県がすでに昨年1年間の累積数を上回る

公開日: 更新日:

 性感染症の専門医で「プライベートケアクリニック東京」新宿院の尾上泰彦院長が言う。

「あくまでも速報値であり、確定値ではないため各種確定統計数字とは異なりますが、今年が残り8週時点で7県が昨年1年間の累積数を上回っているのは憂慮すべき事態です。新規届け出件数は全体のごく一部に過ぎません。しかも大都市に限らず地方に及んでいる。地方ではそもそも梅毒の診断・治療ができる医療施設が少ないため心配です」

 地域で気になるのは、広島が大きく減らす一方で、近接する鳥取、島根が増えていること。鳥取県東部圏域では8月31日時点で昨年の報告数を越えている。島根県松江市では第37週(9月9日~15日)時点で越えている。また、広島に隣接する岡山でも新規感染報告者数が急増しており、昨年の累計を越えるのも時間の問題だ。

「九州各県が昨年に比べて減少傾向にあるなか、大分だけが増えているのも気になります。インバウンドと関連付ける向きもありますが、外国人観光客が増えているのは他のエリアも同じですから、よくわかりません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒