ドラマの撮影中は紙パンツを…俳優・橋爪淳さん大腸がんとの闘いを語る

公開日: 更新日:

 1週間ぐらいして体に刺さっていた管が全部抜けたときの解放感ったらなかったですね(笑)。

 その後、ベッドの手すりにつかまって立つだけでも大変な時期を乗り越え、入院から35日で退院しました。先生も看護師さんもみんなすてきな人で、なぜかわからないんですけど、ありがたくっていつも泣いていました。「何でこんな私にこんなに世話を焼いてくれるんだ」って……。本当にいつも(笑)。

 実はリンパにもちょっとがんが飛んでいて、全部は取り切れなかったということで、退院後の3月中旬から9月下旬まで錠剤の抗がん剤を服用しました。1日3回、6時間おきなので、毎日朝6時起きで飲んでいました。

 副作用はほとんどなくて、強いて言えば髪の毛がちょっとだけ薄くなったかな。年齢のせいと言われればその通りですが、薬が体に合っていたみたいです。

■今は“修業”を終えたすがすがしさがある

 定期的に検診には行っていますが、今はまったく生活に支障がなく、とても元気です。狭心症の方は、1カ所少し詰まっているみたいなのでコレステロールを下げる薬を飲んでいます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃