梅毒から身を守るにはどうすればいいのか…新規感染者が15年間で23倍に急増

公開日: 更新日:

 気になるのは、10月2日までの暫定値でも40歳以上の女性が764人も感染していること。なかには配偶者のように特定のパートナーとしか性交渉を持たない人も多いはずで、梅毒が一般家庭にも広がりつつあると思われる。

 では、梅毒から身を守るためにはどうすればいいのか?

「まずはコンドームを使い感染リスクを減らす。避妊にピルを使っても感染は防げません。定期的に性感染症検査もしましょう。梅毒は粘膜で感染するので口腔内に問題がある場合は性交を避けましょう。また、肛門性交はしないこと。穴の径が小さく性的興奮による分泌物もないため直腸の粘膜が傷つきやすい。そこから梅毒をはじめクラミジア、HIVなどの病原菌が侵入します。肛門性交は感染リスクが高いことを覚えておきましょう」

 なお、いまは梅毒なら注射1本で治す薬がある。恥ずかしがらず性感染症専門医などに受診することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー