1300万人がちょい漏れに悩み…「過活動膀胱」の対策と治療

公開日: 更新日:

 過活動膀胱は、我慢しきれないような強い尿意が突然起こるため、生活の質(QOL)に影響を与える。

 だからこそ専門医への早い受診を促すのは、大阪・高槻の「さいとう内科クリニック」院長、齊藤純医師(泌尿器・腎臓専門医)。

「過活動膀胱は加齢とともに患者さんが増えますが、(日本排尿機能学会の調査結果の通り)若い方でも発症します。トイレを我慢できないようなことが何度か続くと、自宅では問題ないのに、バスや映画館、劇場などトイレに行きづらい場所になると不安が先に立ち、心因的な面からもトイレの回数が増えることがあります。過活動膀胱は治療の選択肢が広がっており、薬、行動療法、生活習慣の工夫などで改善が期待できます。『年だから』『恥ずかしい』などと思わず、こじらせる前に相談してほしい」(齊藤医師=以下同)

 過活動膀胱は、突然の強い尿意(尿意切迫感)に加えて、次のような症状があると疑われる。
・昼間の頻尿、夜間頻尿
・尿漏れ(尿意切迫感で我慢できずに漏れる)

・膀胱充満時の違和感

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”