著者のコラム一覧
東敬一朗石川県・金沢市「浅ノ川総合病院」薬剤部主任。薬剤師

1976年、愛知県生まれの三重県育ち。摂南大学卒。金沢大学大学院修了。薬学博士。日本リハビリテーション栄養学会理事。日本臨床栄養代謝学会代議員。栄養サポートチーム専門療法士、老年薬学指導薬剤師など、栄養や高齢者の薬物療法に関する専門資格を取得。

白内障に対する点眼薬は発症や進行を予防する目的で使われる

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 繰り返しになりますが、こういった点眼薬はあくまで疾患の予防や進行抑制で使用されるものです。つまり点眼薬は白内障に対する根本的な治療ではなく、白内障の初期の段階で処方され、できるだけ手術にならないようにする、もし手術が必要になったとしても、それまでの期間を長くすることを目的として処方されます。

 前述のような運転免許証の更新ができない、あるいは日常生活に支障が生じている場合にこれらの点眼薬を使用したとしても症状の改善は得られません。そういった場合には外科治療が必要になるので、目(視力)の異常を自覚した際にはなるべく早く眼科を受診しましょう。

 白内障だけでなく、緑内障や網膜剥離などの失明につながる疾患が見つかる可能性もあるので、自分の目は自分でしっかり守り、視野スッキリで元気に生活できるようにしていきましょう。

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