脳のアイドリングを一時停止…「マインドフルネスウオーキング」のススメ

公開日: 更新日:

 だからこそ、人はDMNのスイッチを適度に切る必要がある。その方法として身に付けたいのが「マインドフルネスウオーキング」だ。ハーバード大学医学部&ソルボンヌ大学医学部客員教授の根来秀行医師が言う。

「マインドフルネスとは、『いま、ここ』に集中して脳を休め、心を整えることで、ストレス軽減や集中力向上を目指す瞑想法のひとつです。企業の研修、病院でもうつ病がん患者のメンタルケアとして取り入れられています。意識を『いま、ここ』に向け、評価せず、雑念を取り払うことで、結果的に、過去の後悔や将来への不安にとらわれず、冷静に物事を判断できるようになるのです」

 これとウオーキングを組み合わせることで、DMNの過度な働きを抑えることができるという。

「大企業の幹部や政治家のなかには、ウオーキングやジョギングを日課にしている人がいます。彼らは、心臓や肺や筋肉を鍛えるというよりも、経験的にDMN対策になると知っているからでしょう」

 マインドフルネスウオーキングのやり方は簡単だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし