(1)40年間24時間測定し導き出した…血圧を下げる「ちょっとした習慣」8つ

公開日: 更新日:

「減塩と運動はセット」と先述したが、血圧を下げるには有酸素運動がベスト。ウオーキング、ジョギング、水中歩行、自転車こぎ、などだ。「有酸素運動を取り入れる」が習慣その4。“運動”と言っているものの、「職場から遠い店へランチに行く」「車を使わず歩いて移動」など、自分ができるやり方を選ぶ。なお、バーベルを持ち上げるような無酸素運動は、瞬間的に力むため筋肉の緊張が高まって交感神経を刺激し、一時的に血圧を上昇させるので避けた方がいい。

 アロマというと、馴染みのある人とそうでない人にキッパリ分かれそうだ。しかしもし馴染みがなくても、血圧低下のために「ラベンダーのアロマをティッシュに垂らし、枕元に置く」を習慣その5にしてはどうか?

「代表的なアロマであるラベンダーの香りが副交感神経を刺激し、血圧を下げると、神経を流れる電流や脳波を測定する研究で証明されています」

 習慣その6は、「減塩食は朝食で取る」。

「時間医学の立場からすると、朝方にアルドステロンという血圧を上げるホルモンが多く分泌されます。このホルモンは体内に塩分をため込む働きがあり、塩分を多く取るとすぐに血圧が上昇してしまう。そのため朝は塩分少なめがいい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因