(3)運動・呼吸編…強制的に副交感神経を優位にする
「副交感神経を優位にする状況をつくることが目的であれば、有酸素運動をしようとジョギングするよりは、ゆっくりスクワットをしたり、ヨガをしたりするほうがおすすめです。スクワットもキツイものではなく、リラックスできる、ゆるめのものがよいでしょう」
齋藤院長おすすめの、深呼吸スクワットをご紹介しよう。
膝とお尻の高さが同じになるように腰を落とし、足先から膝が出ないようにすることは同じだが、手は下ろしたままでOK。腰を落とすときに息を深く吸い、立ち上がるときに深く吐く。リラックスしてきたなと感じるまで行う。日中に意図的に行ってほしい。
次回は、質のよい睡眠とそれを実現するための栄養素について。
(医療ライター・石井悦子)