「熱中症」で家族が倒れた…すぐに実行するべきポイント

公開日: 更新日:

 今回、本記事で取り上げるのは「もしもの場合」の対策だ。

 家族や周囲の人が熱中症を起こした場合、意識がもうろうとしていたり、水分を飲み込めないような場合は、速やかに119番をしよう。

 意識がある場合は涼しいところへ移動させる。自宅であればクーラーが効き、扇風機の風をあてられるところ、屋外であれば風通しのいい木陰だ。

「そして、首元、わきの下、足の付け根などを、保冷剤や氷をタオルなどでくるんだもので冷やします。熱中症による後遺症は脳神経障害が最も多いので、冷やす時に脳に近い首元から冷やしてください。おでこは、冷やしても体温を下げる効果がありません」

 保冷剤や氷がなければ、冷たい飲料が入ったペットボトルでもいい。屋外であればコンビニへ走れば手に入る。

「体を冷やす時、頭から直接水をかけるのはやめてください。体を冷やす効果がないどころか、誤って口に入り誤嚥肺炎を起こしかねません」

■アミノ酸補給用のスポーツ飲料はNG

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  5. 5

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  1. 6

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  2. 7

    京成電鉄にのしかかるオリエンタルランド株の重荷…物言う株主の揺さぶりには抵抗も厳しい“お家事情”

  3. 8

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  4. 9

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  5. 10

    小泉進次郎農相がSNSで難クセ連発の理由…JA会長を名指しで晒し上げ連日大炎上