「熱中症」で家族が倒れた…すぐに実行するべきポイント

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 体を冷やしたら、すぐに水分補給させる。熱中症を起こしていない時は水やお茶など「普通の水分」で問題ないが、熱中症の時の「水分」は、水と塩分が主な成分の飲料となる。最も適しているのは、水、塩分、糖分の3つを程よく含む飲み物、経口補水液だ。

「本格的な夏を迎える前に経口補水液を購入し自宅に常備しておいて欲しいですが、そうでない場合、最初は500ミリリットル程度の水を飲ませ、その間に経口補水液を購入しに行きましょう」

 経口補水液は、主に薬局やドラッグストア、一部の大型スーパーでの取り扱いとなる。一般的なコンビニでは販売していないが、薬局併設のコンビニでは販売している。

「経口補水液が手に入らない場合は水と一緒に塩分も同時に補給させてください。スポーツ飲料で対処しても構いません。ただ種類に注意が必要です。スポーツ飲料にはアミノ酸補給を目的としたものがあり、これは体温を上げる作用があるので熱中症で体温調節機能が麻痺している状態で取るのは危険です。必ず水分補給を目的としたスポーツ飲料にしてください」

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