著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

信用できない病院から退院したい…どうすればいい?

公開日: 更新日:

「うちで手術を受けないならもう知らない、一生診てやらないから。家族も親戚も!」

 こんなことを言われても脱出してきた患者さんがたくさんいました。病院選びに選択肢のない地方の病院では、こんなことは頻繁に起こっているようです。

 手術は病院のドル箱です。「お客が逃げる、こりゃまずい」という単なるショーバイ上の理由もあるでしょうが、ほかにも理由はあります。

 それは、患者がよその病院に逃げた場合、今までの自分たちのデタラメ治療がよその病院にバレてしまう、という心配です。つまり「証拠隠滅」のために転院させないのです。

 感染性心膜炎で整形外科の病院から運ばれてきた患者さんがいました。発熱して3日間、的外れの抗生剤が投与され、その後、高熱が出たまま2週間放置された患者さんです。お父さんがお医者さんだったので聴診器を当てたらヒドい心雑音だったそうです。すったもんだして脱出。でも、その病院の医者にも驚きの言い分がありました。

「えっ! そんな患者、うちにいたんですか!?」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン