(2)処方箋を渡すだけではもったいない…薬の質をアップグレードさせるコツ

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 診察室で聞けなかった話を薬剤師に伝えたことで、医師に疑義照会が行われ、より自分に合った薬に変更されることも珍しくない。定期的に服用している薬があるなら次回診察日も決まっているはずなので、次の来局予定日を伝えておくのもいい。小さな薬局でも薬の在庫確保ができるからだ。

 待ち時間の短縮という点では処方箋の情報を撮影し、アプリなどで事前に送ることも活用したい。

「門前薬局は病院の目の前なので事前に送る効果は低めでしょうが、自宅に近い面薬局ならそこに行くまでの間に薬を準備してもらえ、待ち時間の大幅短縮にもつながります。処方箋の有効期限は4日間、急を要さない薬は翌日以降の好きな時間に取りに行くこともできますからね」

 ちなみにかかりつけ薬剤師になれるのは、薬局勤務経験3年以上、週32時間以上の勤務、医療に関する地域活動に参画していることなどの要件がある。

 その経験を生かしてもらうためにも自分の情報を出し惜しみしないよう心掛けたい。

▽鈴木信行(すずき・のぶゆき) 13年間、製薬・製剤に関する研究所に勤務。患者と医療者をつなぎ、日本のよりよい医療環境を目指す「患医ねっと」を2011年に創立。

【連載】薬局を10倍賢く利用する4つの裏ワザ

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