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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ブロッコリースプラウト】脳や腸を整え睡眠の改善も期待できる

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 ヒトを対象にした大規模研究はまだ限られますが、「日中の疲れをためにくくする」「夜の休息モードへの移行を助ける」など、間接的な作用が期待されるでしょう。

 朝は抗酸化ストレスが高まり代謝が動き始める時間帯です。スルフォラファンは摂取後にゆっくり働くため、朝や昼にとると日中の活動時間に作用が重なりやすいとされています。夜に食べても問題ありませんが、時間栄養学の視点を加えてみると、朝~昼が適しているかもしれません。

 スルフォラファンは、刻んだあとに酵素が働くことで作られます。この酵素は熱に弱いため、生で食べる方がスルフォラファンをしっかり取り入れられます。切ってから2~3分置くと酵素がよく働き、スルフォラファンがより作られやすくなります。スプラウトは日持ちが短いので、買ったら早めに使い切るのがおすすめですよ!

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

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