著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

あとでいいや…「先延ばし」を軽減するための2つの重要ポイント

公開日: 更新日:

 時間管理に加え、やる気が出ないときの不快感を自身で把握するといった「感情のマネジメント」や、「明後日までに〇〇は着手する」といった思考の再調整を行うことも大事だと分析しています。先延ばしにしてしまったら、その時点で、時間管理と感情・思考の調整を再度行うことが望ましいのです。

 そして、2つ目のポイントが、自己効力感(できるという感覚)です。32件のうち約3割の研究が自己効力感を重視しており、自分自身が「できる」と思えるほど、行動への一歩が早まると説明しています。たとえば、過去に成功した経験を振り返ったり、タスクを小さく分けて成功体験を刻んでいったり、進捗状況を可視化して「ここまで進んだ!」と自らに言い聞かせたりすることで、自信を育み、先延ばしを減らすことができると報告されています。

 先延ばしは、目的地に向かう車が、悪天候のために立ち往生してしまう状態に似ています。時間管理の調整は、正確な地図やナビゲーションシステムを提供するようなものです。どの道を行くべきか(計画)、どれくらいの速さで進むべきか(時間配分)を把握するために、きちんと調整しなければいけません。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の沖縄「慰霊の日」追悼スピーチは99%安倍元首相のコピペ…唯一の違いは旧日本軍の神聖化

  2. 2

    福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増

  3. 3

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  4. 4

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 5

    西武が交流戦初Vも…ワガママエース今井達也の放出こそが“最大の補強”だった説

  1. 6

    AKB峯岸みなみの“丸刈り写真” 世界中で相次ぐ目撃情報の謎

  2. 7

    【高校野球怪情報】沖縄尚学・末吉良丞“プロ回避”に現実味…左肘不安で浮上する「東都の名門」の影

  3. 8

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ

  4. 9

    『グッド・デイ・サンシャイン』一筋縄ではいかないヘンテコこそが中期のすべて

  5. 10

    東京ビートルズの番組が、ビートルズ来日から60年後となる日に放送決定