(4)ヒトへ実際に使われるようになる上での主な課題は?

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 そのため現時点ではすぐに臨床応用できる段階にない。

 さらに、薬が実際にオートファジーをどの程度活性化したかを“臓器レベル”で定量的に示す信頼できる指標が確立していないことも、臨床研究を難しくしている要因のひとつだ。

「一方で、近年は複数の生体検査やバイオマーカーを組み合わせ、オートファジーの状態を総合的に評価する新しい手法の研究が進んでいます。こうした進歩によって、近い将来、オートファジーを“確かな科学的根拠に基づいて、安全に活用できる時代”が到来するでしょう」 =おわり

▽高橋利匡(たかはし・としまさ) 総合内科、糖尿病、老年病、消化器病が専門。2018年に渡米しシンシナティ小児病院、トロント大学で博士研究員としてオートファジー研究に関わる。24年から現職。公式ホームページ:https://toshimasa-lab.com

【連載】知って得する オートファジーの健康効果

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