痛みをとることを最優先…ランニングプロデューサーの坂本雄次さんは脊柱管狭窄症で手術を選択
坂本雄次さん(ランニングプロデューサー/78歳)=脊柱管狭窄症
今、私の体にはボルトが8本、シャフトが3本、そして左脚には人工股関節が入っています。腰の手術を2回、股関節の手術を1回しましたからね。
最初に「脊柱管狭窄症」と診断されたのは60歳のときでした。その日は仕事で米国に行く予定でしたが、朝、腰に激痛がきて歩けなくなりました。渡米をキャンセルし、知り合いの整形外科医に診てもらったところ、脊柱管狭窄症が判明したのです。おまけに胸椎と腰椎の間で椎間板ヘルニアも発覚。それがちょうど4月でした。
4月といえば、日本テレビの「24時間テレビ」のチャリティーマラソンのランナーが決まる時期。
初夏には練習を始めなければならないのに、痛みがあったらトレーニングできないじゃないですか。とにかく痛みを取ることを最優先した結果、手術を選ばざるを得ませんでした。手術は、潰れてはみ出した椎間板(クッションの役目をする軟骨)を削りつつ、脊柱管の中で神経を圧迫している部分を整えて、痛みの出ない位置で脊椎の一部を固定する固定術でした。
2週間ほどで退院して、6月からランナーと共にトレーニングを始めました。でも、結局は固定した下の腰椎に負担がかかり、再度腰に激痛が起き、数年後に2度目の固定術を受けました。
またいつ痛みが出るかわからない体を抱え、自分なりに考えた対策は、脊柱起立筋を鍛えることです。脊柱起立筋は、背骨に沿って広がる筋肉で自前のコルセットのようなもの。これを強くすることで背骨の歪みを抑え、痛みが出ないようにしたのです。主にやったのは背筋を鍛える上体反らし運動。大げさではなく、やりまくりました。
左脚の股関節に激痛が走ったのは63歳のときでした。股関節の軟骨がすり減っていたようです。臼蓋形成不全と診断され、人工股関節置換術を受けました。「24時間テレビ」がその手術の様子を撮影して、オンエアもされました。
左脚は肉を開かれ、骨が露出され、のこぎりで骨を切ったり、ハンマーで骨を叩いたりして、さながら大工仕事でしたね(笑)。自分は全身麻酔で何もわかりませんでしたが、もし見ていたら気絶しちゃいますよ。


















