高校サッカーでは“誤審”騒ぎも…患者にとって「審判」のような立場の医師のあり方
正月は駅伝、ラグビー、サッカーとスポーツの祭典の日々でした。
なかでも1月5日に花園で繰り広げられた高校ラグビーの準決勝、桐蔭学園(神奈川)と大阪桐蔭(大阪)の戦いは歴史に残る激闘でした。ラグビーにかかわった人全員が「オレって、こんなに素晴らしい競技をやってたんだ!」と誇りに思ったことでしょう(女子も!)。
そんな感動に水を差す、あまりにも明らかな審判の誤審が高校サッカーでありました。スタジアムの映像記録でも明白なオフサイド。抗議は認められず! スポーツでは審判の権威はゼッタイ! 事実がどうであろうと、ルールがどうであろうと、決定は不可侵、侵すべからず! なのです。おそらく「そんなもので判定をくつがえす前例を残してしまったら、今後の大会運営はどうなるんだ!」などという「オトナらしい」反論が返ってくるのでしょう。
「とんでも校則」が問題視されていますが、「内容がいかに非道でも合理性がなくても人種差別的でも関係ない。ルールに服従することに意味がある!」。
これは規律重視の軍隊の価値観です。ウィリアム・マクニールの「戦争の世界史」(1982年)によれば、17世紀にオランダ東インド会社の兵員養成でこの発想が取り入れられたことで、世界の市場を席巻できたとしています。他にも訓練に時間と労力の99%を費やし、実戦には1%、など近代的兵制がこの時期に登場したようです。


















