寒い冬の「冷水」が体にもたらす不整脈とその対処法

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「冷水で顔を洗うとシャキッとするのは、冷刺激が交感神経を刺激し、心拍数を上げ、血管を収縮させて血圧を上昇させるためです。実際、8~10度の水に手首まで浸すと、収縮期・拡張期の血圧がともに上昇することが報告されています」

■電解質バランスに乱れが生じる

 一方で、冷水は副交感神経も刺激し、心拍数を抑えて心臓を守ろうとする。このように交感神経と副交感神経が同時に働くと、心臓のリズムが乱れ、「不整脈」のリスクが高まる可能性があるという。

「心臓の筋肉は電気信号で動いています。冷水により局所的に低温になると、心筋細胞のイオンチャネルの働きが鈍くなり、ナトリウムやカリウムなどのイオンの流れが乱れて活動電位(細胞が電気信号を発して情報を伝えるときに起こる電圧変化)が変化します。健康な人では問題ありませんが、心疾患や体のあちこちが衰えている高齢者や糖尿病のある人は不整脈のリスクが高まります」

 心臓に疾患がある人や高齢者が冷水に注意すべきなのは当然だが、糖尿病患者も注意が必要だ。

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