寒い冬の「冷水」が体にもたらす不整脈とその対処法

公開日: 更新日:

「冷水で顔を洗うとシャキッとするのは、冷刺激が交感神経を刺激し、心拍数を上げ、血管を収縮させて血圧を上昇させるためです。実際、8~10度の水に手首まで浸すと、収縮期・拡張期の血圧がともに上昇することが報告されています」

■電解質バランスに乱れが生じる

 一方で、冷水は副交感神経も刺激し、心拍数を抑えて心臓を守ろうとする。このように交感神経と副交感神経が同時に働くと、心臓のリズムが乱れ、「不整脈」のリスクが高まる可能性があるという。

「心臓の筋肉は電気信号で動いています。冷水により局所的に低温になると、心筋細胞のイオンチャネルの働きが鈍くなり、ナトリウムやカリウムなどのイオンの流れが乱れて活動電位(細胞が電気信号を発して情報を伝えるときに起こる電圧変化)が変化します。健康な人では問題ありませんが、心疾患や体のあちこちが衰えている高齢者や糖尿病のある人は不整脈のリスクが高まります」

 心臓に疾患がある人や高齢者が冷水に注意すべきなのは当然だが、糖尿病患者も注意が必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」