著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

「戦慄の東大病院」が伝える医療の現場…病院って原発みたい

公開日: 更新日:

 どうせまた不祥事が発覚するでしょうが、国民が安心できるように、これからはちゃんと隠蔽してほしいものです。こういった「エライ人なんだから何やってもしかたないんじゃない」という庶民感情は、この社会に蔓延していると思います。

 ちなみに件の国立国際医療センターの心臓手術は、危険極まりない、内視鏡によるビデオ映像下の心臓弁の手術です。これまでこの類いの手術での死亡例の話を頻繁に聞いています。この手術は内視鏡カメラの映像を通して行うので、映像の記録が残らないはずはないのです。この手術を行った病院が「ビデオ? そんなものありませんよ!」などと強弁することで、ご遺族の不信は天を抜くことでしょう。

 国立国際医療センターの失態のお粗末な顛末は手術で何が起こったのか、という視点とは別に、「病院は原発と同じで平気でウソをつくもの」という常識を国民に植え付けていることを自覚してほしいものです。原発は手遅れですけど……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網