AIの有効活用…「褒め」でやる気と能力が向上する
例えば、現在アプリの中には、自分で作った仮想キャラクターと実際に対話できるものが少なくありません。写真やAI生成画像から外見を決め、性格や話し方、声などを細かく設定できるものもあります。「褒め上手」などの設定にして、自分が勉強をしているときや運動をしているときに、そのアプリを起動させ対話すれば、先の研究のように習得効率をアップさせることが可能でしょう。何体もキャラクターを作れば、その分、褒められている感覚も増え、さらに促進効果が期待できそうです。
また、香港中文大学のチャンらは、AIの効果的な使い方を示す、大学生が書いた英語のエッセーを直すという実験(2024年)を行っています。
香港の大学生918人を対象に、ChatGPT(生成AI)からフィードバックをもらって書き直すグループと、フィードバックを受けなかったグループに分け、作文の点数がどう変わるかを比較しました。すると、AIグループの方が、書き直した後の点数が高くなることが判明したといいます。AIは一人一人に合わせた具体的なアドバイスをすぐにくれるため、学生たちは「役に立った」と感じたそうです。
AIやロボットからの言葉かけでも、私たちのやる気や能力は変わるということ。AIを上手に利用する。これも現代ならではの習慣づくりと言えるかもしれません。



















