(3)AI超音波検診…読影での病変の見落としを防ぐ

公開日: 更新日:

 そこで登場した超音波検査方法が、昨年「Smart Opinion」(株式会社スマートオピニオン、東京都港区)が慶大との共同研究で開発したAIがん検診「Smaopi(スマオピ)」だ。

 超音波画像AI診断支援ソフトウエア「スマートオピニオンMETIS Eye」を既存の検査装置と連動して医師の診断支援を行う。

 乳房の断面を撮影した白黒の超音波検査の画像に、四角い赤枠と緑枠が映る。四角い枠が赤なら病変の疑いがあるため精密検査が必要、緑枠なら精密検査は必要ない。

 スマートオピニオンの山並憲司社長は、「スマオピは、AIを使って病変を検出し、精密検査にまわすべきか否かを、国際基準のカテゴリーに基づいて判断します。赤枠はカテゴリー4以上の病変で、良性の可能性もあるが精密検査で見るべきもの、緑枠は経過観察で精密検査はしなくても大丈夫だろうと判断したものです」と説明する。

 精密検査が必要だと検出する感度は90%を超えるが、AIの判断だけに頼るのではなく、最終的には医師が精密検査の有無を判断するダブル読影であるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  2. 2

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  3. 3

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  4. 4

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  5. 5

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  1. 6

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 7

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  3. 8

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 9

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  5. 10

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹