「変形性股関節症」後悔しない治療の選び方…手術は2通り

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 40~50代を過ぎたあたりから起こりやすくなる股関節痛。原因で最も多いのは変形性股関節症だ。変形性股関節症の治療で、後悔しないために知っておくべき重要点は何か? 患者が全国から集まる久留隆史医師(板橋中央総合病院整形外科非常勤医師)に話を聞いた。

 変形性股関節症は、足の付け根にある股関節の軟骨がすり減って骨同士が直接こすれ合うようになることで起こる。最初は立ち上がりや歩き始めに足の付け根が痛む程度だが、やがて「歩行困難」「階段など段差の上り下りの不自由」「前かがみになれず靴下の脱ぎ着・足の爪切りができない」といった症状が出てくる。

「変形性股関節症は進行性の病気で、大きく分けて4段階あります」

 前期(関節面に軽度の異常)→初期(軟骨は減っているが、骨同士は接触していない)→進行期(軟骨が消失し、部分的に骨同士が接触)→末期(骨同士がほぼ接触)だ。「前期」から10年くらいで30%程度が「初期」に移行し、そこから5年以内で90%が進行期に至る。

 治療は、痛みに対しての湿布、塗り薬、内服薬と、股関節への負担を減らすための体重コントロールや筋力トレーニングなど、保存療法から始まる。知っておくべき第1の重要点は、「保存療法をダラダラ続けない」だ。

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