LUNA SEA真矢さんは56歳の若さで…「脳腫瘍」切らない治療法のガンマナイフとは
赤羽医師によれば、良性腫瘍の髄膜腫や下垂体腺腫にもガンマナイフが使われることがあるという。
ただし、ガンマナイフにも多少の副作用がある。
「腫瘍の種類によっては脳浮腫(むくみ)を伴うことがあり、そこにガンマナイフを当てるので、脳浮腫がひどくなる人もいます。その場合は薬物療法で脳浮腫を抑える治療をします」(赤羽医師)
実際、転移性脳腫瘍の60代の男性が24年、赤羽医師の下でガンマナイフを受け、脳腫瘍を抑え込むことができた。今年に入ってPET(陽電子放出断層撮影)検査を受けたところ、脳腫瘍の再発はなかった。
ステージ4と診断されて約2年半にわたって闘病を続けているこの患者の経緯は、拙書「寿命を縮めない『がん検診』の選び方 肺がん・乳がん・食道がんの発見が遅れないために」(講談社)に詳しく紹介されている。
機器の費用やスペースなどの関係で現状ではすべての病院にガンマナイフは導入されていない。「脳腫瘍と診断されてガンマナイフを希望する際は、その病院の医師に相談するといいでしょう」と赤羽医師は助言した。
(医療ジャーナリスト・大家俊夫)


















