子どもの弱視(1)メガネをかけても視力が悪い
「視覚の感受性」を得て大人と同じような視力に近づいていくのですが、成長段階でなんらかの原因があり目からの情報がきちんと処理できないなどの邪魔が入ってしまうことがあります。そうすると、視力の発達が止まります。人は目から入った映像を脳で認識しています。この脳の情報処理能力の成長が止まってしまった状態が弱視の原因となっています。視覚情報が伝わる経路のどこかに支障があるために、発達に十分な刺激を受けられなかったということです。
弱視は子どもの50人に1人ぐらいの割合で見られ、片側の目だけに起こる人もいれば、両側の目に起こる人もいます。弱視かどうかは、裸眼ではなく、必ずメガネをかけた状態で行います。
繰り返しになりますが、弱視であれば、メガネの有無に関係なく視力が悪い。裸眼での視力が悪くても、メガネをかけたときの視力が1.0あれば、弱視ではありません。
視力の発達にはタイムリミットがあります。ですから弱視は早期発見と早期の治療が重要となります。弱視は主に4つの種類に分けられます。屈折異常弱視・不同視弱視・斜視弱視・形態覚遮断弱視です。次回それぞれについて詳しく説明します。



















