著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

(4)痩せすぎが招く「糖尿病」「高脂血症」「高血圧」…中高年も危険

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 最近、「貯筋」という言葉をよく耳にするようになりました。若いうちに筋肉量をできるだけ増やし、中年以降はできるだけ減らさないようにすることが、老後の要介護を防ぎます。同様に「貯骨」という言葉もあります。骨も若いうちに蓄えて、できるだけ減らさないように努めることが肝要です。

 貯筋も貯骨も、大切なのは適度な運動と十分な栄養です。痩せすぎていては、運動すること自体がしんどいし、そもそも栄養不足ですから、貯筋も貯骨もままなりません。BMIが18.5未満の若い女性は、いまはスタイルがいいと言われるかもしれませんが、ある年齢に達すると、加速度的に老化が進んで、骨粗しょう症やフレイル・サルコペニア(筋力や身体・心身が衰えた状態)へ、そして認知症や要介護へと一直線です。

 若いうちから週に1~2回は思いっきり「罪悪めし」を食べ、甘美な背徳感に酔いしれるぐらいがちょうどいいのです。また中高年も、無理に体重を落とそうとせず、適度に「罪悪めし」を楽しんでください。じつはそれが明日の自分のためになり、日本のためにもなるのです。 =おわり

【連載】「罪悪めし」「背徳めし」も必要だ

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