(2)犬と猫ではまったく違う…「異物誤飲」の防ぎ方
犬は食べ物への執着が強く、落ちているものを一瞬で口に入れてしまう。夕方から夜間は飼い主が見ている前で誤飲してしまうことも多いという。
一方、猫の誤飲は犬とはまったく傾向が異なる。
「猫は食べ物の誤飲というよりも、遊んでいるものをそのままのみ込んでしまう傾向にあります。特に“ひも状のもの”が大好きで、靴ひも、パーカのひも、おもちゃについているリボンなど、細長いもので夢中になって遊んでいるうちに誤飲することも多いです。裁縫をしている家庭だと、針ごと縫い糸をのんでしまったなんていうケースもあります」(唐津院長)
ひも状のものをのみ込んで消化管のどこかに引っかかってしまうと、腸が異物の周りに“アコーディオン状”につづれるように引っ張られる。この状態が続くと、異物が“糸のこ”のように腸を傷つけ、最悪の場合には腸が破れて命にかかわることもある。
唐津院長は次のように、誤飲を防ぐための飼い主側の工夫を強調する。
犬の場合は「トウモロコシの芯もそうですが、食べ物を放置しないこと。特に調理前に下処理をしたタマネギや生肉をキッチンに放置しないこと、お子さんがいる家庭では子供の食べ残しを放置しないことが必要です」。


















