(6)多汗症の「飲み薬」は外用薬と違って即効性がある
ほか、内服薬のような副作用がほとんどない保険適用の治療法として「イオントフォレーシス」もご紹介しておきましょう。
手掌や足底の多汗症が対象で、水を張った容器に手や足を入れた後、微弱な電流を流します。すると電気分解によって発生する水素イオンが汗腺を閉塞させることで発汗を抑える仕組みです。
副作用の少なさから子どもにも使うことができるのがメリットですが、1回あたり20分間の治療を初期は週に2、3回、その後は週1回程度を継続的に続ける必要があります。デメリットは治療を中止すると発汗量が戻ってしまうことが多く、多忙な大人には勧めにくいという点です。
治療費は3割負担で月額3000~5000円が目安です。
▽浮田慎 千葉船橋痛みと多汗症クリニック院長、日本麻酔科学会指導医。全国のETS試行施設を訪ね研鑽を積み、湘南原木病院で多汗症専門外来を立ち上げるなど多汗症治療のスペシャリストとして活躍。現クリニックでは保険診療でできる治療を全て網羅している。



















